アディポネクチン
アディポネクチンとは
アディポネクチンとは、体の脂肪(脂肪細胞)から分泌される善玉ホルモンの一種で、エネルギー代謝に大きく関わっている物質です。人間の健康維持に重要な役割を持つとして、世界中の研究者が注目している物質です。「超善玉ホルモン」や「長寿ホルモン」や「瘦せホルモン」とも言われます。
アマミシマアザミとアディポネクチン
国立大学法人大阪大学での研究により、アマミシマアザミとアディポネクチンの関係が明らかになりました。また、琉球大学熱帯生物圏研究センターでは、アマミシマアザミの脂肪酸合成に関係する研究も進んでいます。アマミシマアザミは健康維持に重要な役割を持つアディポネクチンをサポートします。アマミシマアザミに含まれるポリフェノール類やα―リノレン酸、食物繊維がアディポネクチンに関与し、力を発揮していると考えられています。
脂肪が増えると分泌が減る
アディポネクチンは脂肪細胞から分泌されているため、脂肪が多く太った人のほうがたくさん分泌されるのでは と考えるかもしれませんが、事実はその逆です。内臓脂肪が多くなればなるほど、アディポネクチンの分泌量が減ってしまうことがわかっています。
脂肪が多いと悪玉の生理活性物質の分泌量が増えてしまうので、健康には逆効果です。そして痩せ過ぎで脂肪が極端に少ない場合でも正常に分泌されません。脂肪は体にはなくてはならない存在ですが、体の脂肪のバランスが乱れるとアディポネクチンの分泌が減ります。
常にアディポネクチンが分泌されている状態ならば、脂肪が蓄積されず太りにくい体になっていると言えるでしょう。
特別な原料
「アマミシマアザミ」奄美群島産
キク科アザミ属のシマアザミの奄美群島に生息しているシマアザミを通称アマミシマアザミと呼びます。奄美の固有種アマミシマアザミは世界有数の長寿の奄美群島で弥生時代から食されている伝統野菜です。花びらの白いアザミは、世界でも奄美群島に生息するアマミシマアザミだけです。世界有数の長寿の島として知られています。琉球大学熱帯生物圏研究センターでアマミシマアザミの研究が行われており、他のどのシマアザミよりもアマミシマアザミは高い健康効果が確認されています。
「長命草(ボタンボウフウ)」与那国島産
長名草の名で離島を中心に食用として使われているボタンボウフウという薬草を徳之島では「まぁざく」と呼んでいます。徳之島で、「一株食べれば一日長生きする」と言い伝えられる薬草で様々な料理に使われる長寿食材です。与那国島産の長命草は、ビタミン、ミネラル、食物繊維など、美容成分をバランスよく含有しています。
「ブラックジンジャー(黒しょうが/黒ウコン/クラチャイダム)」
ブラックジンジャーとは、日本では「黒しょうが」や「黒ウコン」とも呼ばれるショウガ科の多年草です。主な生産地であるタイでは「クラチャイダム」と呼ばれています。「クラチャイ(Krachai)」は生姜、「ダム(Dam)」は黒色を意味しています。タイでは古くから滋養源として使用され、体が気になる時に根茎部を輪切りにして乾燥させたものを煎じて飲まれてきましたが、近年の研究で偏りがちな人の健康管理に役立ち、身体づくりに良い影響を与える優秀な健康素材として大きな注目を集めています。
特徴
高濃度ポリフェノール
奄美群島産のアマミシマアザミには、レタス、ブロッコリー、キャベツの6〜7倍の高濃度のポリフェノールが含まれており、一般的に市販のされている青汁原料と比較しても格段に多くポリフェノールを含みます。アマミシマアザミに含まれるポリフェノールの構造を解析した結果、主要成分が「クロロゲン酸」と「ペクトリナリン」という物質であることも分かりました。ポリフェノールの中でも有用なペクトリナリンは特に多く含まれています。さらに長命草も多くのポリフェノールを含み、女性の美と健康をサポートする「ルチン」を豊富に含んでいます。健やかな美しさを手に入れたい多くの女性たちに支持され続けているのです。ルチンは日本そばの特徴的な成分として知られています。長命草は、日本そばの約3倍ものルチンを含んでいます。
ポリフェノール含有量の比較
高濃度α-リノレン酸(オメガ3)と豊富なミネラル、食物繊維
奄美群島産のアマミシマアザミには、5%程度の脂質が含まれています。この脂質の成分のおよそ半分が、必須脂肪酸(体内では合成できない脂肪酸)のα-リノレン酸です。α-リノレン酸は体内でDHAやEPAに変換されます。DHAやEPAは主に青魚の油に含まれており、年々気になる体の変化に大切な成分だと言われています。また、α-リノレン酸はアディポネクチンをサポートすると言われています。そしてミネラルと食物繊維が豊富に含まれています。
脂肪酸形成とミネラル/食物繊維
カルシウム/マグネシウム
奄美群島産のアマミシマアザミには、日本人に不足しがちなカルシウムとマグネシウムが豊富に含まれています。
カルシウム/マグネシウム含有量の比較
美容に良い成分バランス
与那国島産の長命草は、ビタミン、ミネラル、食物繊維など、美容成分をバランスよく含有しています。青汁によく使われる素材と比較しても、そのバランスのよさは一目瞭然。
共同研究開発
シマアザミはキク科アザミ属の多年生植物で、南西諸島の内、奄美大島から与那国島の各島に分布しています。奄美群島では、アマミシマアザミは弥生時代から伝統野菜として親しまれてきました。奄美群島は世界有数の健康長寿の島として有名であり、当研究所センターはシマアザミの健康長寿への影響について研究を進めてきました。シマアザミはポリフェノールが豊富であり、一般的な青汁と比較すると6~7倍も含有しています。特にシマアザミのポリフェノールには、世界で注目されているペクトリナリンが非常に豊富に含まれています。ペクトリナリンには多くの健康効果が実験的に確認されています。シマアザミ粉末の栄養成分の特徴は、ポリフェノールやミネラル、食物繊維が圧倒的に多く含まれていることです。ポリフェノールが100g当たり6g前後(通常野菜は1~2g)、カルシウムは100g当たり2.9g、マグネシウムが100g当たり700mg、食物繊維が100当たり40g(レタスは1. 1g)含まれています。又、優れた栄養素ω3脂肪酸が豊富に含まれている事も注目されています。さらに、シマアザミのもう一つの特徴は、脂肪細胞と関わりのある成分も含まれていることです。この成分や上記の有効成分が混然一体となって、健康管理や日々の健康維持に役立つことが期待されます。
琉球大学熱帯生物圏研究センター 屋宏典教授
安心・安全
契約農家栽培
奄美徳之島、与那国島ともに契約農家にて栽培を行っています。生命力を十分に引きだすため、奄美徳之島、与那国島の厳しい自然条件をそのまま活かし、琉球石灰岩が混じっているミネラル豊富な土壌で栽培しています。栽培時農薬は不使用です。
GMP適合製造所
アディポスはGMP適合製造所で製造しています。
GMPとは、Good Manufacturing Practice の略称で、財団法人 日本健康・栄養食品協会が運用、認定する制度で『適正製造規範』といわれます。原材料の受け入れ、製造から最終製品の出荷に至るまで、適切な管理組織の構築及び作業管理(品質管理、製造管理)の実施と構造設備構築により、全工程において『製品の品質』と『安全性の確保』を図るシステムです。